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2005春合宿

やったぜ!春合宿!
ちょっと文章が多めですが我慢してご覧ください。


 ウチの部ではめずらしい(らしい)のですが、春合宿を泊りがけで行いました。一部の上級生の間で盛り上がり(それも酒の席)半ば強引に計画された春合宿は、思いもよらぬショッキングな事実を受け入れることからスタートしました。
 初めて訪れる合宿所なのでそれ相応に心配はしていました。−バスがためらいも無く山の中へ突き進んでいく−この心配は多かれ少なかれ的中するだろう。最後は覚悟までしていたのです。しかしそれも携帯電話の電波が入らないという現実の前には儚いものでした。外部との連絡の手段は一つの公衆電話のみ。ほぼ隔離されたといって良かったかもしれません。「なるほど、コレは邪魔も無く思う存分弓だけに打ち込めるっていう寸法か!」と好意的な解釈が瞬時にできれば神クラス。とにかくファーストインプレッションは強烈でした。後に、「部屋の窓側ではごくまれに電波が入ることがある」という新事実が発覚し、管理人を含め多くの部員が電波獲得にトライしました。上の写真は奇跡的に電波を得た感激からつい撮ってしまったものです(良い大人は待ち受け画面が鉄道(京浜急行)であることにいちいち引っかかっててはいけない)。また、一部の部員は電波を求め数十分山道を下っていったそうです。もう必死です。ちなみにauは入りにくかったそうです。
今思えばテレビがあって本当に良かったです。4人はライブドア・ニッポン放送問題が気になりテレビにかじりついています。
(左)個人的に、彼女(のデジカメ)に弱みを握られているので遠慮したサイズにしました。
(右)特に彼女には弱みを握られていないのですが、彼女の将来を考慮して小さめにしました。
2つを比べると「素行の善し悪し」が歴然としているのが見て取れるのは気のせいでしょうか?

粉が微妙に黄色いんです。多分花粉です。もう凄かった。行射中にふと山奥に目をやると、なにやら黄色いモクモクとしたものが舞っているのがわかるのです。  練習中の敵は寒さと花粉です。上の写真(真ん中)がそれを物語っています。3月のはずなのに真冬並みの寒さ。とりあえず上着は必須で、暖をとる手段も必要になってきました。普段道場では石油ストーブを使っているのですが、なんとここでは木炭を使った囲炉裏がそれの代わりでした。使ってみるとなかなか。何となく味があり、大勢があたれるので割りと実用性があり。でも備え付け(っぽかった)なので夏なんかは目に入るだけで暑苦しそうです。マスクマンが何人かいますが、花粉も相当なダメージを与えてくれました。東京に来る前の花粉、産地直送できたてホヤホヤの花粉がお届けされるので花粉症の人間にはたまったものではありません。
 …とここまでマイナスなことばかりを書き続けてきましたが、人間凄いもので、2日目には「こんなものか」と慣れてしまい大して辛くも無くなるのです(私だけ!?)。おととしの夏以来の久々の合宿で内心かなり舞い上がっていた(のも私だけ?)のでもうオールオッケーです。何でも来い!…でも唯一の自販機が新千円札未対応だったのにはやっぱりやられました。宿自体は良かったのでほんとそこが救いです。
 今回の合宿は国領校から出発したので、道場から色々荷物を持っていくことができました。ジュース、酒、お菓子、カップラーメン、ボックスティッシュ。特にボックスティッシュを持っていったのは大正解でした、花粉がらみで。男子部屋では連日飲みが行われ、当然の如く相良氏は記憶を失いました。ちなみに上の写真のときの記憶は無いそうです。執拗なカラみや奇想天外なアクション、無意味に女子部屋に入っていく様などは相良氏ならではのものです。私はマイナスイオンの効能について延々説明されました。夏合宿でも期待してます!
 
余興の「超・競射大会」の一斉打起こしの様子です。大前の鉢巻は凛々しいです。どっかの写真にターバンを巻いている奴がいますが、どうしてこうも違うのでしょうか。

 おととしの夏合宿に引き続き、合宿恒例「超・競射大会」が行われました。まず一斉打ち起こしで行射を行い、ここでの的中者は更なる競射に駒を進めます。最終的に勝ち残った人が優勝〜!というわかりやすい構図の大会です。一同の大方の予想通り、やはり優勝者はABEでした。ヒュ〜ヒュ〜(古い)!
 合宿中の生活サイクルはいたってシンプルです。弓引いて飯食って酒飲んで寝る。これです。それにしても皆さん良く食べますね。1年男子には「食い練」と称して普通の数倍量の米を課していました。上のご飯はレベル2だそうです。
 上記の通り、夜はとりあえず「飲む」わけです。少ないかなぁとおもいつつビールを1ケース持っていったのですが、それが初日の夜にはほとんど空いていたのにはビックリです。どおりでご乱心なさるわけです。まあ…、あまり人のことは言えなかったのですが(^^;
 このサイクルで3泊なのであっという間なんですよね。
 
このプリンによって多くの(情けない)被害者が出てしまいました(泣)
素直に盛られたご飯を平らげようとするQO。彼の人のよさが垣間見える一枚です。なんか市川さんが、「残すなよ!」と見張り続けるとても厳しい先輩のように写ってます。

帰る直前、相良さんの矢が1本無くなったということで総出で捜索にあたりました。しかし、実はその矢が国領に置きっぱなしになっていたせいか、この場では最後まで矢を見つけることはありませんでした(怒)  合宿ではただ矢数をかけるだけではなく、自分の射を自身でよく考察したり、また新入生に指導ができるようにするために、守屋さんによる講習が行われました。私から言えることは、このおかげで通い合宿よりかなり密度の濃い練習を行うことができ部員にとって非常にプラスとなったであろうということと、上の真ん中の写真の講師と右の写真の人物が同一人物とは思えないということです。本当に底が知れません
 写真はありませんが、最終日には慈弓杯が行われました。「女子校なめないでください」、「スプラッシュ○ゲ○ーズ」、「チーム生乾き」の3チームによるチーム対抗戦形式で行われ、
「チーム生乾き」が「スプラッシュ○ゲ○ーズ」に1射差をつけ勝利を収めました。もう書いててワケがわかりません。ちなみにここでの個人優勝もABEでした。キャーッ!

 いやぁ、最初はどうなるかと思いましたが通してみるととても有意義な合宿でした。各々色々な課題を見つけたと思います。シーズン開始間近ですが、この春合宿で見つけたものを今後に生かせるようにがんばりましょう。って最後いい感じにまとめようとしてみましたがなんか違和感ありますね…。とにかくお疲れ様でした!
 
 では夏合宿に続く!(?)
帰りのバス内。一昨年も同じアングルで撮りました。皆さんお疲れ様でした。





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